御本殿前の地面にあるこの印
一体何かご存知ですか?
この3つの円が1組となった「○」
これは平成12年に
出雲大社の境内から発見された巨大な柱
宇豆柱(うずばしら)
が出土された地点を示しています
柱材の科学分析調査などによりますと、この宇豆柱、鎌倉時代前半に造られたようで、
本殿を支えていた柱である可能性が極めて高いようです!
現在の御本殿の高さはおよそ24m
昔は48m いえ もっと高い96m
だったのではないかと伝えられています
さすがに96mは高すぎるのではないか
と古くから言われてきましたが
この柱が出てからは
“96mだったかもしれない”
と言われ始めるようになってきました。
出雲大社の御本殿が日本一高い建造物だったという伝えは事実だったのかも…
そもそも、この大木をどのように運んだのか
先人の知識でそこまで高い建造物が作れたのか
謎は深まるばかりですね.・°
出雲大社の東側に隣接している、古代出雲歴史博物館には、平安時代の出雲大社本殿模型や宇豆柱が展示してあるようなので、気になる方は行ってみてください
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